某国立大学で博士号(理学)取得後、経営コンサルティング会社に就職。
それもつかの間、会社を退職し職のあてのないまま妻を追ってインドネシアへ。
私(saya)が体験したこと、思ったこと、新しく知ったこと等を気ままに書いていきます。

シンガポール&インドネシアのことが中心です。

Singapore Life

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2017年6月3日土曜日

シンガポールで破れたお札の交換


ある時、上記のようなSGD 50札を受け取ってしまった。
(一応、札番号は見えないようにした。)

日本でもそうだと思うが、シンガポールでは当然ながら店やTaxiでこういった札は使えない。

後から考えると同僚から飲み会の立替の支払いだったことが分かったが、非常に複雑な気分になった。ババ抜きのように確信犯的に渡したんじゃないかって。

僕はほかの人に負の感情を伝染させたくなかったので、負の連鎖は断ち切るべくネットで調べてみた。

すると、MAS、日本でいうところの日銀+金融庁のサイトに以下のようなページがあった。
http://www.mas.gov.sg/currency/mutilated-currency.aspx

どうやら、2か所あるうちの片方の数字が生きていれば一部換金はされそうである。

いつか行こうと思って行けておらず、ずっと財布の片隅で眠っていたわけだが、最近思い越し上げて行ってきた。

手続きはいたってシンプルで、銀行(僕はUOBに行った)の窓口で壊れたお札を見せるだけ。

その場では判断できず、評価(Assessment)が必要とのことで、受け取りは後日指定口座への振り込みとのこと。

まぁ全額は無理でも、5割以上帰ってくれば御の字かなーと思っていたら、

全額返ってきた。

もう一度言う。

全額返ってきた。

みなさんも泣き寝入りせず、負の連鎖を人に伝えることなく、ぜひ換金してもらいましょう。

それにしてもなぜこんなことを?

特に僕が受け取ったパターンって、意図的に数図の部分だけを切り取っているようにも見える。

マフィアがわざと傷つけて少しずつ銀行で換金してマネロンするため?(それくらいちゃんとチェックするか。)

まぁ、日本とは違って世界はCash Lessの世界。シンガポールもそう。(ただし、世界一高額の紙幣をシンガポールは持っている。見たことないが。)

今後、物理的なCashの使用は減っていくのが世界の趨勢だろう。

最近、高額紙幣廃止を訴える学者の本が書評に上がってたな。インドも不正蓄財を申告させるためにやったが、色々抜け道もあるみたいで効果は未知数だな。

脱線したけど、シンガポールで傷ついた紙幣を手に入れたらぜひやってみてください。

それでは。