某国立大学で博士号(理学)取得後、経営コンサルティング会社に就職。
それもつかの間、会社を退職し職のあてのないまま妻を追ってインドネシアへ。
私(saya)が体験したこと、思ったこと、新しく知ったこと等を気ままに書いていきます。

シンガポール&インドネシアのことが中心です。

Singapore Life

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2015年11月1日日曜日

インドネシアの妖怪 Pocong(ポチョン)



シンガポールは年中暑いからしょっちゅう妖怪が見たくなるわけで。
っというのは嘘で、妖怪、幽霊の類は存在しない(妖怪の定義は良く分からんが、不死の存在や死後の世界を信じていない。というか信じたいんだけどその理屈が理解できない)という大前提が自分の中にはありつつも、それでもやっぱり定期的に心霊的な現象に関する動画を漁ってみてしまう。

今回は、たまたまインドネシアの妖怪、Pocongを撮影することに成功した動画を見つけたので紹介したい。

この動画自体は、2009年にアップされており、1510月末時点で840万回以上再生されている。

深夜の森を撮影しながら進む数人の男女。
203分ごろにちらっと映る白い影
244分ごろより木の陰から姿を現す。中にはお祈りするものも。
Pocongの姿が消えた瞬間一斉に逃げる男女
353分ごろより再度姿を見せるPochong

しばらくそこにとどまった後、また突如消え去るPocong




正直、かなり作りものっぽく感じてしまう。
  • 顔も周りの布も非常に平面的(絵みたい)。横顔を見せない。表情も変わらない。
  • 常に、Pocongは何かの陰におり、全身は見せていない。
  • この撮影者たちがなぜ夜に撮影をしながら道を歩いていたのか不明。

(インドネシア人の)カミさんに聞くと、インドネシア人は怖い話が好きで、この手の話はつきず、かつ一時期大量にホラー映画も作られたとのこと。

ちなみにwikipediaによると、Pocongとは、布(?)に引っかかった死んだ人の霊らしい。布はムスリムが墓に埋める際に死体をくるむものらしい。インドネシアやマレーシアでは死人の魂は死後40日間地上にとどまるらしく、40日たっても布がほどけないと、墓から死体が飛び出してくる。結びを解いてやるともう現れない。足も結ばれているため、歩けず跳ねながら移動するらしい。

お手伝いさんも知っていたのでかなりポピュラーな存在だろう。ちなみに2006年以降、映画がいくつか作られているようだ。