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2016年7月22日金曜日

魚をがっつりいくならRiverside Grilled Fish 江边城外



たまたまRaffles Cityで飯を食うことになり、先に店選びをしていたカミさん達が選んだ店が思いのほかよかったので。
場所はRaffles City地下1階のレストラン街で、鼎泰豊(ディンタイフォン)の隣。

ここは、メインは魚。
魚の種類を選んで、味を選ぶとドント焼きのように1匹丸ごと鉄板とともに出てくる。
トッピングも選べ、しかも安い。
魚のほうが確か、税前でSGD35-45くらいだった気がする。
トッピングもSGD4くらいだった気がする。
酒除けば3人でSGD100いかなかった。



魚が来るまでの間に頼んだつまみも味付けは日本人受けする味でうまかった。
青島ビールがすすむ。


たまたま、次の日の地元のFree Paperにこの店の紹介が出ていた。


Riverside Grilled Fish 江边城外
Raffles City Shopping Centre, #B1-06/07 252 North Bridge Road, Singapore 179103
Tel: +65 6352 2035
Opening Hours: 11am – 10pm Last Order 9:30pm

超ローカル。超有名なJurongのFish Head Curry屋さん Zai Shun Curry Fish Head


 たぶん、シンガポールに日本人多しといえども、行ったことあるのは数人、もしくはうちら以外は誰もいないかもしれない。
ローカルには非常に有名な、JurongにあるFish Head Curryの店。
会社のシンガポーリアンに聞いてみても、ここは知っていたし、シンガポールのタレントがお忍びで食べに来たりするらしい。



ホーカーセンターの一角を占めており、話によるとこの1角すべてがZai Shunの系列に入るらしい
Fish Head Curryを頼んだら、カウンターにあるつまみを頼み、角の飲み物屋でビールを買ってFish Head Curryが来るのを待つ。
サイドメニューも豊富だし、以下のようなトンポーローもとてもうまい。

肝心のCurryの味だが、とても複雑でうまく表現できないが、パイナップルやトマトなども入っており、酸味が効いているのが特徴といえる。魚も新鮮なものを使っているのか、肉もふっくらとしておりとてもうまい。

正直、月1くらいで行ってもよいかもしれない。






#01-205, First Cooked Food Point, 253 Jurong East Street 24, 600253

+65 65608594
Thu - Tue: 07:00 - 15:00
Closed: Wed





Singapore Sling発祥の地、Raffles HotelのLong Beach



最近、親戚が立て続けに来星し、何度かLong BeachにいったのでUP。
意外にもシンガポール来てから2年以上経って初めて来た。
上の写真が、オリジナルのSingapore Sling。

Wikipediaによると、1915年にLong Beachのバーテンダーが初めて作ったようである。

シンガポールでは出産後に飲むとよいとされ産後祝いでもよくもらう、DOMEという甘く強いリキュールが使われている。レシピが残る最古の酒だとか。


場所はRaffles Hotelの2階にあり、Raffles City側の側面にある階段から2階に上るとすぐにある。


部屋はこんな感じ。
天井の自動で動くうちわが面白い。


各テーブルにはピーナッツが置いてある。
殻入れの箱もあるが、どうやら床に殻を捨てるようである。



ちなみに、この袋に入ったピーナッツと、Singapore Slingの素は1階のお土産ショップで売っている。
Singapore Slingの値段は、SGD30を超えていたはず。

知り合いが来た時に連れていく場所。



Standard Chartered Marathon 2015 results

衝動的にSCMS2016にハーフマラソンの参加申し込みをしてしまった。
サイトに過去数年までの結果がすべて公開されていたため、昨年の結果のみ分析してみた。
I impulsively registered Standard Chartered Marathon 2016 as Half marathon (HALF)
I briefly analyzed the results of SCMS2015 as all data is disclosed on the website.

レースは駅伝や車いすは除き、個人レースのフルマラソン(FULL)、ハーフマラソン(HALF)、10㎞の3種類。
The data I analyzed is individual Full-marathon (FULL), Half-marathon (HALF), 10km.


以下が、レース参加者の概要。(タイムがきちんと測定されているもの。)
10㎞の参加者が最も多く、FULL、HALFはほぼ同じ9000人前後。
女性の割合は、距離が短くなるごとに大きくなる。
Below is summary of the numbers of runners for each races.
The most runners joined 10km, and the numbers of FULL and HALF are almost same.
The shorter the race distance is, the more the percentage of Female is.




以下は、年齢ごとの参加者数を性別・レースごとに示している。
どのレースも30-39歳が最も参加者の多いカテゴリーであるが、レース距離が短くなるほど若い年齢層の比重が高くなる。
Below table shows the numbers of runners by gender and age for each race.
30-39 y-o runners is the most for all races.
But, the shorter the race distance is, the younger the average runners' age is.

70歳以上が非常に特異であり、10㎞と同じくらいFULLの参加者がいる。
レース参加者全体に対する割合としては、FULLが最大。
70+ runners is abnormal.
They joined 10km at the most, but in terms of the ratio they joined FULL the most.



以下は、各国のFULL、HALF、10㎞の参加割合を、それぞれの順でソートしたグラフ。
対象は、10人以上参加している国。
のちに述べるが韓国の参加者は非常に少ないが、全員FULLのみに参加している。
日本は、FULLの比率が高く、10㎞の比率が少ないことが分かる。
Below is the FULL/HALF/10km runners ratio by countries.
The countries less than 10 runners is not included here.
Each graph is sorted by each FULL/HALF/10km largest to smallest.
As mentioned later, all Koreans joined FULL only although the numbers of Korean is few.
More Japanese joined FULL, but less Japanese joined 10km than All countries average.






以下は、国ごとの参加者とその割合の全体、男女別ランク。(FULLのみ)
シンガポールが一番多いのは開催地だから当然として、意外に日本人が多くて驚く。
男性については、シンガポーリアンに次いで多い国となる。
次に驚くのは、韓国が以上に参加者が少ないことだ。
韓国人は、FULLに16人、HALF、10㎞ともに参加者0である。
具体的に調べていないが、シンガポールには多くの韓国人が来ているはずである。
韓国人は、ランニングは嫌いということ?
兵役は強制だったはずだし、運動する機会は日本人以上に多いはずだし、健康志向も日本人と同じくらいあるだろうし。
日本、中国、台湾が参加者数の上位にいることに比べるととても異様だ。
Below shows the numbers of runners by country and gender for FULL.
Naturally, the numbers of Singaporean is the most. as this is held in Singapore.
But, I was surprised that the numbers of Japanese runners is more than I expected.
As for Male, Japan is the second largest next to Singapore.
Secondly, I was surprised so small number of Korean runners.
Only 16 runners from Korea for FULL, nobody from Korea join HALF and 10km.
Does not Korea like to run?
Korea also has compulsory military service like Singapore, and they seems to be health conscious same as Japanese, I guess.
Many runners from East Asian countries such as Japanese, Taiwan, China, but not Korean, it's strange to me.


以下は、FULLの国別の女性比率である。
台湾は女性の参加比率が最も多い。
インドは、他国に比べて著しく女性の参加割合が小さいことが分かる。
Below is the percentage of Female by country for FULL.
Taiwan is the largest.
India is quite small.


以下はFULLの国別平均タイムである。
対象は、全体では30人以上、女性は10人以上、男性は20人以上の参加者がいる国である。
日本は男女・全体すべてにおいて全体平均より早い。
上位の顔ぶれを見ると、先進国度と相関があるようであり、欧米>東アジア>東南アジアの順である。
Below is average net time by country for FULL.
Only countries which runners joins 30 or more, for female 10 or more, for male 20 or more.
Japanese is faster than average all countries.
If we look at top rank countries, it seems that Western > East Asia > South East Asia.


以下は、FULLの国ごとの最速タイムのランキングである。
ケニヤとエチオピアはこれを商売ランナーであるので当然早い。
シンガポールは国の記録保持者も参加するので、早いだろう。
それ以下が一般アマチュアレベルであるが、これをみると、日本は非常によく健闘しており、女性はシンガポーリアンよりも早い人がいるようだ。
Below is the fastest time ranking by country for FULL.
Kenya and Ethiopia is naturally fast, because they are professional runners.
Singapore is also naturally fast, because national record holder joined.
Thus, Switzerland and below are amateur runners only.
So, Japanese runners is quite well.
Especially, the fastest Japanese Female is faster than Singaporean Female.


ここでちなみに、3レースの順位とタイムの関係を表したものを以下に示す。
By the way,below is the graph showing net time s runners ranking.


ここからは、HALFのデータ。
HALFになると日本人の割合は多少下がる。
とはいえ、400人以上も走っているので、それなりの数である。
ちなみに、韓国人は0人である。
From here, below is data of HALF.
The percentage of Japanese is less than FULL.
But, still there are more than 400 Japanese runners.
No Koreans joined.


HALFでも台湾人は女性の割合が最も多い。
日本はここでもだいたい全体と同じ比率である。
Taiwan is again highest the percentage of Female.
Ant it reaches 50%.
Japanese again has almost same percentage with average.

以下はHALFの国別平均タイム。
ここでも日本は全体平均よりもいくらか早い。
ここでもだいたい、欧米>東アジア>東南アジアという順である。
Below is average net time by country for HALF.
Japanese average net time is faster than average of all countries.
Here also, we can see Western > East Asia > East West Asia.


以下は、HALFの国別最速タイムランキング。
HALFになると、男性より女性のほうが早い国もいくつかある。
日本は非常によく健闘しており、なんと2番手。全体でも5位。
Below is the fastest net time by country.
Amazingly, Japanese is the second next to Kenya!!!
Female is the fastest in New Zealand and China.


以下は、10㎞の国別参加者数。
日本人の比率は、さらに低くなり、10㎞では全体の1.8%程度まで少なくなる。
つまり、日本人は特にフルマラソンへの参加の比率が高いことが分かる。
まぁ、普通に考えてHALF、10㎞はほかのランニングイベントでもそれなりに数あるからね。
特に、せっかくのスタチャで10㎞はもったいない。
From here, below is showing the data of 10km.
Japanese ratio is smaller than FULL and HALF.
Thus, most of Japanese runners joined FULL.
This is quite natural, because there are more race event for Half and 10km.


以下は、10㎞の国別女性参加者比率。
なんとここでも台湾が最大。
しかも、10㎞では、女性比率が過半となる国は複数存在する。
ここでも日本はほぼ全体平均と同じ割合。
Below is the percentage of Female  by country.
Taiwan is again the largest!
Why the ratio of Taiwanese is so high regardless of the race distance???
The Female runners more joined than the Male in 5 countries.
As for Japanese, the ratio is almost average.


以下は、10㎞の国別平均タイム。
ここも同様、日本は全体平均より早く、欧州の国々が早いのも同じ。
Below is average net time by country for 10km.
Here, the trend is the same as FULL, HALF.


10㎞の国別最速タイムでは、日本は女性が健闘。
Below is the fastest net time by country for 10km.
Japanese Female done quite well.


これでだいたい参加者のタイムの分布が分かった。
初めてのハーフマラソン。
目標タイムどうしようかな。
少なくとも、日本人の男性の平均タイムは超えたいな。
Through these analysis, I understand the trend and distribution of time.
SCMS2016 is my first Half marathon.
I'd like to run faster than average Japanese male time, hopefully.
2:43:19 or 7.75 km/h or 7.74 min/km


2016年7月10日日曜日

シンガポールの歴史 - "SINGAPORE A BIOGRAPHY"



先日、自身の英語の勉強もかねて、シンガポール国立博物館の物販で「SINGAPORE A BIOGRAPHY (Mark R. Frost / Yu-Mei Balasigamchow 著)」を購入。
概略を少しずつ自分の言葉で書いていこうと思う。
※完全にすべて翻訳するつもりではなく、部分部分を自分の備忘録を兼ね、また自分自身のモチベーション維持も兼ねて、少しずつ書いていこうと思う。当然、本書以外から得た知識も加えられていくだろうと思う。

TEMASEK 1300s - 1600s

1. REMNANTS FROM THE FIRE / 大火のあとに残ったもの


 1611年前後、シンガポールで大火があり島が壊滅したという記録があるらしい。歴史家は、それはポルトガルの仕業か、スマトラ北端付近のアチェの人たちがやったのだろうと考えているが、いずれにせよ情報は少なく確かなことはわからない。

Naming Singapore: some early sources / シンガポールという名前の由来:いくつかの昔の記録


 過去の資料の内容はまず疑ってかからなければならない。8世紀の中国の記録では、Peninsulaの先端にある島には王国があり、5,6インチの尻尾をもった食人民族がいるとある。これは、常識的に考えてありえない。
 信頼に足る記録で最も古いものは、14世紀の中国の記録であり、その島のことを"Longyamen - 'Dragon Tooth Gate'と伝えている。おそらくFort Siloso(セントーサ島の西端)を指しているだろうとのこと。当時、元(1271-1368年)の時代には、象は力強さと王族の象徴であり、1320年に元の皇帝が、象を捕まえてくるようLongyamen、ベトナム、カンボジアに兵を派遣したようである。その後、Longyamenからの外交使節が数年かけて元まで赴き、相応の貢ぎ物(結局、象かどうかはわからないが)を献上したと、元の裁判所(王宮?)の記録係が記載している。
 14世紀中期以降、記録での扱いはLongyamenだけではなく、島全体を指してTemasekと称するようになる。Temasekはおそらく、古いJava語(こう書くとプログラミング言語みたいだな。。。)に由来し、意味は「水に囲まれた土地」である。1330年代前半に中国のWang DayuanがTemasekを訪れたとき、Longyamenが目印として中国人のキャプテンたちに使われていた。同じころ、ベトナムの記録では、Temasekという言葉が使われており、ベトナムの皇太子はTemasekの外交官の言葉を話せたようである。
 Javaの記録によると、TemasekはJavaの強大なMajapahit帝国(13~16世紀)の配下の1州だったようである。
 Temasekは15世紀以降は中国の地図に継続して描かれるようになる。古くは、宦官のAdmiral Zheng Heの1403~1433年の旅行記に出てくる。しかしながら、マレーの記録によると、1300年以降Temasekは、”Singapura”「ライオンの都市」という堂々とした名前に変えたようである。南からはMajapahitが、北からはSiameseが、それぞれ領土を拡大しており、そのどちらかがTemasekに新しい名前を付けていただろうと思われる。
 1400年までにはシンガポールは地域の中で認知されていた。小さな島国であったが、ベトナムとは外交関係を築いており、Javaの人間から(そしておそらく、Siameseからも)羨ましがられていた。中国の元の皇帝からも象の供給地として注目されていた。では、どこの誰が、当時のシンガポールに住んでいたのだろうか。

The river settlement and the "Forbidden Hill" / 河川の設置と「禁じられた丘」

今日のFort Canning HillとSingapore River付近から発掘された考古学的物証は、現代のシンガポーリアンたちは想定よりも多くのことを先祖から共有していくことを示唆している。

※続く