ページ

2014年9月7日日曜日

シンガポール文化 ~団子ではなく月餅で祝う中華圏の中秋節


今月の8日は、中秋節。
日本では15夜のお月見はお団子と相場は決まっているが(まぁいまどきやらないか)、中華圏では月餅(Moon Cake)を食べる。
これは別にシンガポールだけではなく、中華系の人たちの行事だから、東南アジアでは至る所でこれを見かけることになると思う。昨年インドネシアに住んでた時も、月餅でお祝いしたしね。

·         平成24年(2012年) - 0930
·         平成25年(2013年) - 0919
·         平成26年(2014年) - 0908
·         平成27年(2015年) - 0927
·         平成28年(2016年) - 0915

月餅は日本のものと違い、非常に濃厚(脂っぽい)で、月を模した塩漬けの卵の黄身が入っている。「双黄」というやつは黄身が二つ入っておりより縁起がいいらしいが、黄身が嫌いな人も多いので黄身なしのものも売っている。



シンガポールの有名レストランや食品関連の企業など色々なところで月餅が販売されているが、今回、シンガポールで初めての中秋節ということで、Raffles Hotelの月餅を買ってみた。
場所は、Raffles HotelNorth Bridge Rd.側(正門の反対側)の1階にアーケードショップが立ち並ぶ中、ブースが設置されており、ここで購入が可能。


実は8月中にオンラインで購入していれば20%の割引があったみたい。
Place your orders online from now to 31 August 2014 and enjoy 20% discount.

個別売りはしておらず、缶入りの8個か、ラッフルズホテルを模した紙の箱に入った4個入り。種類は9種類ある。月餅の大きさも異なっており、8個入りは小さめ、4個入りは大きめだ。
僕は黄身があんまり好きではなく、1個の大きさが大きめの4個入りのものをチョイス。
(以下リストの7番目:Baked Mooncake with Pine Nuts, Macadamia Nuts & White Lotus Paste、松子夏果白蓮蓉月餅)




専用の手提げ袋

月餅は1月以上前から販売しており、1週間以上前からもらって食べる機会が多くあるので正直食傷気味。。。当日を迎えることにはもうお腹いっぱい。


こういった中華系のイベントの時には、Chinese Townでライトアップや各種イベントが行われており、普段とは違った盛り上がりを感じられるので行ってみてもいいかもしれない。
(※もちろんChineseTownに限らず、そこらじゅうにある中華系の寺院でもこの時期はライトアップをしてお祝いの行事が開かれている。)

ちょうど中秋節の9月8日夜に残業がえりでChinese Townを通った時の写真