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2017年10月26日木曜日

シンガポールの永住権(PRs)申請について

【注意】2017年12月の途中から、書類提出はオンラインでできるようになったようです。


シンガポールに移住して4年。
周り(外国人)もどんどん獲得しているので、申請してみた。

いろんなところでブログに書かれはいるけど、体験談は多いほうが参考になると思うので書いてみる。
日本人ではなかなか知らないであろう裏技も発見したので書いてみる。

基本的な流れは以下の通り。
①電子予約システム(e-Appointment)で予約を取る。
②書類を準備する。
③家族全員で当日書類を提出する。
④審査結果を待つ。
⑤(Option)半年以内の再挑戦 or また次の年に①から同じことをやる。

①電子予約システム(e-Appointment)で予約を取る。

https://eappointment.ica.gov.sg/ibook/index.do

からEP番号を入力し、カレンダーを逐次チェックする。
以下は、定期的にチェックをした結果である。


これは、横軸がアポ状況を確認した日付、縦軸が一番先のアポが埋まっている日。
年末近いからかもしれないが、経過日数当たりの解放される日数が少ない。
別の言い方をすれば、この期間はアポの日までの期間が短くなっており、
実際、最終的にはアポ待ちの期間が1.5カ月くらいまで縮まっている。

2016年前半のころに知人が半年くらい待ちだと言っていた。
もしそれが本当だとすると、2017年11月にかけて、5カ月前後短縮したことになる。

ちなみに、我が家の場合は、片方は正規の方法で取り、もう片方は偶然知った裏技によって獲得した。

【裏技】
●●●※後日公開

正規の方法で取った時奇妙なことに気づいた。

我々の場合は新たに日程が解放されたわけでなく、すでにブロックされた日の中から5日間くらいが一気に空いた。
これはキャンセルが出たからだと考えてしまいそうだが、たぶんそうではない。
なぜなら、新しくオープンされた日の予定のうちほとんどのスロットが解放されていたからだ。

普通同日にこんなにキャンセルでないだろう。
とすると、なぜICAはブロックを行ったのだろうか?
別にまだ必要なければ解放しなければいいのに。
もしかしたら、上記の裏技システムと関係があるのかもしれない。

ちなみに、うちはPRをとった人の勧めにより、夫婦で別々に提出することにした。
どちらが取りやすいかと聞いても人によっても評価は分かれる。
さてどうなるか。

(夫)日本人、博士、妻より給料低い、金融業 
    VS 
(妻)中華系東南アジア人、学部卒、夫より給料結構高い、製造業

それぞれ別々に提出する場合の懸念は、兵役(NS)であった。
伝え聞きではあるが、同僚の中で妻が主で申請した承認されてしまうと夫にも2年間の兵役が発生してしまって、それを回避するために苦労した、という話を聞いていたからだ。
これはICAに直接何度もやり取りを繰り返ししたのだが、どうしても正確には答えてくれない。
一応、理解としては、主申請者の1st Generationであれば大丈夫とのことなので、大丈夫と判断。ただし、実際どうなるかは承認されてからのお楽しみ。

②書類を準備する。

※あとで

ちなみに、ほかの人のブログによると推薦状の是非について議論があるようだ。

あまり気にしていなかったので出さなかったのだが、PR専門のコンサルを雇った同僚によると、PR保持者、シンガポーリアン双方から1通ずつ推薦状をもらい、提出することがマストとなっているようで、推察するに推薦状は有利に進める手段ではないかと思われる。


③家族全員で当日書類を提出する。

子供は小さいので夫婦でICAへ行く。
平日9時過ぎに車で行ったけど駐車場はいくつか空きあり。

元々一人で行こうと思っていたけど、同僚の勧めで夫婦で行くことに。
書類に記載されている箇所は見なかったけど、周りもみんなカップルで来ているようだ。

予約時間の20分前に来たけど、番号札をとることができた。
9人待ちだったけど、10分+くらいで順番が来た。
MOM行った時も思ったけど、シンガポールは本当に役所が効率的。

レビューは、年配の中華系の人が担当。
あまり慣れていないようで何回か隣の人に確認していた。
淡々と資料を渡していき、全部で40分くらいで終了。
追加提出はなかった。
同僚は追加提出書類があったらしいが、またアポとる必要はなく1週間以内で再提出したらしい。

書類は結構細かいところを指摘され、その場で治した。
直したポイントとしては、以下の通り。

  • 基本、空欄があってはいけない。(N.A.、0などきちんと記入する。)
  • 子供が二重国籍の場合、どちらかを選んで記入しなければならない。
  • 人種と国籍が違う場合(中華系インドネシア人)、人種の証明を求められる場合がある。ただしこれは、本質的には、DNA鑑定とかしないとできない気がする。ほかの同僚はなかったらしいので、おそらく担当者の経験が浅かったためだと思う。


④審査結果を待つ。

提出が完了すると1枚の紙をもらう。
ここにステータスをチェックするサイトの情報などが記載されている。
審査結果は、4-6カ月、またはそれ以上かかるとのこと。
何か足りないものとかあれば、電話で連絡が来るとのこと。


次は、カミさんメインで申請。

※以下はまた後日